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ごあいさつ

院長のごあいさつ

 日本では年間5万人以上の女性が乳がんになり、女性の12人に1人が乳がんにかかる時代になっています。播磨地方で初めて乳腺疾患を専門とする「にしはら乳腺クリニック」を開設させていただいて7年目になりました。クリニックで発見された乳がん患者さんは開設以来6年間で6740人になり、年間160人に近づく状況になっています。乳癌患者さんの内、40、50及び60歳代で全体の患者さんの約77.6%を占め、特に40歳代の多さが目立ちました。その上、30歳代は81人と多く、20歳代の患者さんも開院後3年目以降に10名も見られました。ご自分のことをつい後回しにしてしまいがちな、忙しい日々を送っている、小さいお子さんのお母さんである女性に数多くの乳がんが発見されている現実です。

 「にしはら乳腺クリニック」では、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)の導入もすでに果たしており、最良のマンモグラフィ装置で、安心して検査できるように女性放射線技師が撮影いたします。日進月歩で進化している最新の超音波装置の導入も着実に進めています。その上で、超音波検査を用いた病理組織診断(顕微鏡での癌と非癌の最終診断)もさらに精度が高くなりました。

 その結果、乳管内癌(DCIS)がより数多く診断されるようになりました。DCISで乳癌と診断された患者さんは120名にもなり、平成25年5月からの2年間で、106名と乳癌患者さんの約24.1%に達するようになりました。そして、放置すれば確実に命を脅かす浸潤癌から命を守るために、より小さいときに見つけることが最も大切です。開院7年目には、浸潤癌を5㎜以下で診断できた患者さんが16名に達しました。苦しい抗がん剤治療をしなくてよい患者さんはさらに多くなり、笑顔で当院に通院されている手術後の患者さんも着実に増えてまいりました。その上、拠点病院との病診連携は確実なものになり、互いに切磋琢磨する理想的な姿になっています。

 乳腺クリニックは乳癌患者さんにとって最初の医療機関となります。より早期で乳癌患者さんを治療現場に導くために、乳房に不安をもたれた女性が安心して来院していただく
ことがとても大切です。そのためにも、職員は全員女性で、快適な空間にも心がけております。「にしはら乳腺クリニック」は高い質の医療を保ちつつ、気楽に訪れることができるクリニックであり続けたいと思っています。(平成28年11月)

院長 西原 徳光

経歴

昭和33年兵庫県加古川市生まれ
昭和51年白陵高校卒業
平成2年大分大学医学部(旧大分医科大学)卒業
神戸大学医学部第一外科入局
平成6年神戸大学医学部第一外科「乳腺研究室」に所属し、乳がん基礎研究に従事
平成8年7月10日医学博士号取得
平成8年兵庫県立がんセンター(旧兵庫県立成人病センター)で乳がんの診断・治療に専念
平成12年ブレストピアなんば病院(宮崎県宮崎市)乳腺科勤務
乳腺科単科の病院で、検診マンモグラフィを含め乳がんを中心とした臨床乳腺疾患の診断治療に専念
平成15年医療法人ひまわり会八家病院に勤務
一般内科、一般外科、乳腺科の診断治療及び高齢者医療に従事
平成16年より兵庫県医師会、姫路市医師会の乳がん検診活動として、検診マンモグラフィ読影・教育・学術を担当
1)姫路市医師会で検診マンモグラフィの2次読影を担当
2)兵庫県マンモグラフィ講習会で一貫して講習会講師を担当
3)日本乳癌検診学会及び日本乳癌学会で11年間連続して研究報告を行う。
平成22年5月1日

にしはら乳腺クリニック院長

平成24年4月加古川西市民病院外科乳腺外来担当(毎水曜日)

資格・役職

  • 医学博士(神戸大学)
  • 日本乳癌検診学会評議員
  • 姫路市医師会検診検討(乳)部会委員
  • マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(AS評価読影医・A評価撮影技術評価)
  • 第9回マンモグラフィ読影指導者研修会AS評価
  • 日本外科学会認定医
  • 日本消化器外科学会認定医
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